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美白と人種・肌質

 同じ日本人でも、色黒の人もいれば色白の人がいます。また有色人種は白人に比べて、肌が黒いですよね。人の肌の色は、肌に含まれるメラニンの量で決まります。そしてメラニンの量は、そのほとんどが遺伝によって決まります。黄色人種の両親であれば、子供も黄色の肌、それはほとんど当然ですよね。
 そしてメラニンには、赤いユーメラニンと、黒、もしくは茶色のフェオメラニンがあり、これが肌の色を決める要素です。また、アルビノの人は、そもそもメラニンをほとんど持っていないか、もしくは全く持っていない人たちです。私達黄色人種は、ユーメラニンとフェオメラニンの両方を持っていて、ユーメラニンが多いほど色白、フェオメラニンが多いほど色黒になります。白人はユーメラニンが多く、金髪の人はフェオメラニンをほとんど持っていません。逆に黒人は、ほとんどがフェオメラニンというわけです。このメラニンの量は、生まれた時に決まりますから、フェオメラニンが多い人は美白が難しくなるのです。また、肌質では、白人ほど皮膚が厚く、黒人は最も肌が薄くなっています。肌が薄い人は、基本的に乾燥肌で、赤ちゃんなどは成人に比べて皮膚は厚くなっています。白人は、日焼けに弱く肌は厚い(水分量が多い)、黒人は日焼けに強く、皮膚は乾燥しやすいといえます。東洋人は、良く肌がきめ細かく綺麗だといわれています。メラミンと皮膚の厚さのバランスが良いことと、気候ももちろん関係しているのでしょう。日本人は、その中間。白人のように真っ白とは行かなくても、美肌を意識して、美白にも励むことができる、お得な人種なのです。