美白と四季
日焼け止めは夏しか使わない、天気の良い日に出かけるときだけ、そんな人はいないでしょうか。夏は日差しが強い、それは間違いないのですが、美白のためにはもちろん、春も夏も、秋も冬も美白を心がけなくてはいけません。紫外線量を見るとUV-Aは4月〜8月が多く、6月が最も多くなっています。UV-Bは7月から9月にかけて多く、最も多いのは8月です。重点的な紫外線対策が必要なのは、4月から9月にかけて、ということになります。ですが、UV-Aはもともと量が多いため、ピークの時期以外でも年間を通して注意が必要ですし、冬でも雪が降る地域では雪に反射した紫外線も浴びてしまうため、実際に浴びる紫外線の量は倍になります。
日中は、紫外線を全く浴びない季節はそもそもありません。四季を通しての紫外線対策が必要なのです。特に注意したいのは、その強さを実感しにくいUV-Aです。春先はたいしたことのない日差しであっても、日焼け止め、日よけは欠かせません。秋は、UV-A、UV-Bともに減少しますが、せめて顔への日焼け止めは忘れないようにしてください。露出部分が少なく紫外線も少なめなので、ファンデーションだけでも十分かもしれません。季節や時間帯によって、日焼け止めの強さを調節して、日焼け止めによる肌への負担を軽減するようにしてみましょう。秋や冬など、紫外線が落ち着いているときはつい美白ケアも怠りがち。空きなど、紫外線が弱まる季節は、張るべく肌の露出を減らし、顔もファンデーションのUV機能だけで十分です。そしてせっかく紫外線ダメージが少ない時期なのですから、UVケアよりも保湿ケアを重点的に行って肌の元気を養いましょう。